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■印刷会社で胆管がん発症。労災か
2012.6.29
大阪市内の印刷会社で、胆管がんにかかった従業員が多いことが判明。発症率は国民平均に比べきわめて高い。宮城県や東京都の印刷会社でも同様の報告があり、従業員や遺族による労災申請が相次いでいる。
胆管がん発症の原因は、おそらく校正印刷機の洗浄に使われる「ジクロロプロパン」。この大阪の会社には50人以上の従業員がいたが、衛生委員会無し、衛生管理者や産業医もなし。換気が悪いと従業員が訴えても労働環境は改善されなかった。国は全国の印刷所約500カ所を緊急調査しているが、業務との関連性に気付くのが遅れ、既に労災請求の時効である5年を過ぎた遺族もいる。
キーワード:50人以上の全業種:衛生委員会(ソウカン、衛生管理者、産業医、サカソク(任意))、労災の時効(死亡した日の翌日から5年)