改正労働契約法施行直前 有期5年ルールは有用か
2013.3 朝日
「改正労働契約法」が4月に施行され、有期雇用が通算5年を超えると、労働者は無期雇用に変われるようになる。これまで「契約社員」として毎年更新されていた人は、その期間が通算5年を超えると無期契約、つまり正社員と同じ扱いに。
同時に賃金や福利厚生の差別も禁止されるので、これまで不安定な雇用を強いられていた人の待遇改善につながると言われてるけど、「無期雇用したくないから、アンタ、今年でおしまいね~」などという企業は現れないのだろうか。これってかえって有期雇用者に不利になるのでは……。実際、コーヒーチェーンを展開する某企業はこれまで無制限に更新してきたアルバイト契約を「最長4年」にするそうだ。「法改正とは関係ない」と広報担当は言ってるけど、、、ねえ。