ちょっと間が空きましたが、
中学受験の記述対策の続きを。
記述文が苦手な子どもって多いと思います。
うちの長女もそうでした。100文字程度の文が書けない。
「うそやろ~」って思うかもしれませんがホントの話。
とりあえず何か書けばいいのに、10分も20分も悩んだあげく、
空欄で提出することがよくありました。
そこで当時(もう2年前)、記述文対策のためにいくつか問題文を作ったので、それを紹介します。
(問1)
文中に「地球が枯渇する」という擬人法が使われていますが、
あなたが作者と同じように感じるのはどのような時ですか。
あなたが行っているエコ活動とあわせて書きなさい。(150字)
じゃ、早速皆さん書いてみましょう~。
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はい、皆さんできましたか~??
「おいおい、『文中に』って書いてあるやろ。出題文ないのに解けんやろ!」
と思ったあなたは甘い。
ここにも書きましたが、
「あなたが行っているエコ活動とあわせて書け」と問題文にあるので、
出題文なんか読まずに書けばいいんです。
回答例です。(代筆屋の作成時間は3分)
「石油を使いすぎると、そのぶん地面の下が空洞化する。水分を失ってのどが渇いた人間と同じだ。
体内の水分量が極度に減ると病気になるように、地球もいつか病気になるだろう。
だから私は照明や冷暖房を節約したり、プラスチック製品をなるべくリサイクルして、
地球が病気にならないように気をつけている。」(141文字)
<ポイント>
●やぶ蛇にならないよう、難しい表現を使わないようにしています。
(難しい表現を使おうとして、かえって変な文章になるケースは少なくありません)
●「地球が枯渇する=人間ののどが渇く」に置き換えて、擬人法を説明しています。
●自分のエコ活動をおりまぜています(しかも嘘っぽくない)
●「ABCの法則」に則って、文章全体を構成しています。
試験官は「擬人法がちゃんと理解できているか」
「文章にまとまりがあるか」を知りたいわけですから、
常識的に石油を使いすぎて地球が空洞化になるのかとか、
石油がなくなったら異変が起きるのかとかは問題じゃないんです。
(問2)(問3)は次回。
「やっぱうちの子には無理よ~」という方は、
代筆屋本舗にご相談を。