ひとりごと(ブログ)

計算は早くないです。

でも、歩く速さは他人より早いと言われます。

1.3倍くらい。

 

一方、今、僕の目の前を今、歩きながらスマホをしているこの女性は、

多分、通常の2分の1の早さで歩いています。

改札まで1分くらい。抜こうに抜けない。

 

人の歩く速さが毎時4kmと言われるから、

僕の速さは毎時5km、毎分83m。

歩きスマホ女の速さは毎分33m。

つまり、改札着くまでに、この女性のせいで、

僕は人生50m出遅れたことになる。

 

…と思ったらむしょうに腹が立って

「スマホやってへんとさっさと歩けよ」

と文句を言ったら、5人くらいが振り返ってこっちを睨んできた。

なんだよ、俺が悪いみたいやんか。

 

歩きながらエントリーシートの書き方を研究するのも辞めましょう。

エントリーシートの書き方に迷ったら代筆屋まで。

将棋の大山康晴十五世名人は生前、こう語ったそうです。

「得意の手があるようじゃ、素人です。玄人にはありません」

飛車角から歩兵まで自在に使えないようではプロ棋士ではないと。(読売新聞2014.1.23)

 

実のところ、代筆屋が独立にあたって最も心配だったのが「器用貧乏」であることでした。

何でもソツなくこなせるのだけど、「これが得意です!」と胸を張って言えるジャンルがない。

かつての上司はこう言いました。

「何でもできるってことはつまり、何にもできないのと同じだよね」

そうかもしれません。

「このジャンルだったらあの人に頼もう」とすぐ名前の出てくる人は、

仕事を得られやすいというのも事実です。

 

サッカーの評論を書かせたらピカイチの人に出会いました。

歴史の評論を書かせたら右に出る者はいない、という人にも出会いました。

物語を書かせたら小説家よりも面白いことを書く人にも出会いました。

さて、俺は?



でも、今は「器用貧乏大いに結構!」と思っています。

 

代筆屋のもとには日々、いろんな依頼が来ます。

創立10周年記念パーティーでの挨拶代筆、

就活中の大学生からのエントリーシート代筆、

この転職に人生を賭ける30代男性の職務経歴書代筆、

昇進試験を控えた40代女性の論文添削、

塾で忙しい小学6年生の学校作文の代筆、

結婚式に読むお嬢様からお母様へ当てた手紙、

逆にお母様からの手紙、、、。

今のところ、「これって私(の文)じゃないみたい」とお叱りを受けたことはありません。

 

また、代筆屋「フリーライター」という職業を名乗っていますので(フリーターではありません^^;)、代筆だけで暮らしているわけではなく、出版社様やデザイン会社様からライターとしての仕事も多くいただいています。

その依頼も、

ビジネス書籍用のお堅い文章だったり、

飲食や美容口コミサイト用の軽めのタッチだったり、

大手企業経営者の講演記事だったり、

女性読者向けミニコミ誌のコラムだったりと、実に様々。

器用貧乏だからこそ、これだけいろんなタッチで書けるのだと思っています。

 

「私ってこれと言った特技がないのよね、、、」と悩んでいる方、

「特技がない=何でもできる」と代筆屋は思っています。

こんにちは、代筆屋本舗です。

 

景気が良くなって求人率も上がっているのか、

このところ履歴書代筆を依頼されることが多いです。

いろいろとお話をさせていただき、その方の「強み(最近はストロングポイントという言葉が流行っていますが)」を履歴書に書いていくのですが、完成した後も、試験の結果がとても気になります。

履歴書を代筆したからには、私はその方の分身のようなもの。就職がうまく行けば自分のことのように嬉しいです。

合格なさった方はたいてい報告してくださるのですが、心配なのは何も連絡がない場合。

こちらから結果を聞くわけにもいかず、、、もんもんとした日々を過ごしています。

「絶対絶対絶対絶対合格したい」

とおっしゃっていたあの方、気になります。。。

代筆屋です。読売新聞に面白い記事が載っていました。

①学校に行く / ②学校へ行く

さて、正しいのはどっち?

 

どっちでもいいような気がしますが、正しくは  です。

明確な行き先が決まっている場合「~に」を使います。

行き先がアバウトな場合、あるいは抽象的な場合は、「~へ」を使います。

① 東京に行く。

① 家に帰る。

② 東へ向かう。

② 未来へ向かって飛び立とう!

どっちでもいいと言えばいいのですが、頭に置いておくと文章がキラリんと光ります。

文章に悩んだら、代筆屋に」相談を。

(相談先が明確なので「に」が正しいのです。え? 同業他社に相談するかもしれないって?)

小学4年生になる娘が

 

「ゆ~きやこんこ、あられやこんこ

と歌っているのを聴いて、

 

「ゆ~きやこんこん、あられやこんこん、じゃないの?」

と尋ねたら、「みんなの歌本」を持ってきました。

 

すると、確かに、「こんこ」とあります。

42年間、思い違いをしていたのでした。

 

こんなことってよくあります。代筆屋は一応、国語のプロなので

他人がこんなふうに話しているとすごく気になります。

既存 =きぞん、は誤り。きそん、が正解。

諸刃の剣=もろはのけん、は誤り。もろはのつるぎ、が正解。

(ちなみに、ドラクエVには、もろ〝ば〟とありましたがもちろん誤表記です。)

そうそう、タイトルを見て、「うる覚え」じゃないの?

と思った人がいるかもしれませんが、「うろ覚え」が正解です。

ちなみに、アルコール依存症は「いそんしょう」と読むのが正解。

これは、ま、どっちでもいいんですが。

正直なところ、印刷業界は斜陽産業です。

代筆屋は新聞の折り込みチラシのデザインも手掛けていますが、

新聞を読まない人が増え、折込広告そのものが減ってきました。

そこで先々のためにと、社会保険労務士試験の勉強を続けていましたが、

1浪の末、今年、合格することが出来ました。

 

雇用保険や労災保険の手続き、健康保険や厚生年金の手続きなどが

社労士の業務になりますので、執筆・デザイン業の傍ら、

こちらの業務でクライアントの関係を広げていきたいと思っています。

もっとも、実務研修が入るので、活動はまだ先になりそうですが。

タイトルが難しいですが、

 

「至誠にして動かざる者は未だ之れ有らざる也。誠ならずして未だよく動かす者は有らざる也」

と読みます。

 

9月23日にNHKで「はじまりの歌」というドラマが放映されましたが(嵐の松本潤さん主演)、

その舞台となったのが代筆屋の故郷の山口県。

で、ドラマでは多々吉田松陰先生の言葉が出ており、タイトルの言葉も松陰先生のお言葉です(正確には孟子の引用)。

大河ドラマ「八重の桜」でも出てきた言葉です。

 

意味を要約すると

「誠意を尽くして事にあたれば、どのような事でも必ず動かすことができる。

しかし、不誠実に事にあたれば、何事も動かすことはできない」

といったところ。

ただ、代筆屋的には以下のように解釈して、人生訓としています。

「志があっても行動に移さないのであれば、それは志がないのと同じ。

真剣に物事に取り組もうとしない人も、また志がないのである」

人生、勇気をもってまず一歩を踏み出すこと。為せば成る。

そのファーストステップが一番難しいんですけどね。

代筆屋本舗は自宅内に書斎があるので、

午後4時頃になると小学生の娘2人が帰宅してきます。

そうなると、なんやかやとうるさいので時に集中力を欠きます。(まあ、独立当初に比べるとずいぶん免疫がついたのですが)

そんな時は、

「だまれ!」

と怒るのではなく、

「がんばれ!」

と怒鳴ることに。

意味はまるで違うのに、語感が似ている二つの単語。

娘たちはしばらく静かになりますが、ココロがとげとげしないのでいいです。

 

 

panasonicの新しいスローガン、 「A better life,  A better world(より良い暮らし、より良い世界)」らしい。 (以前までidea for life)

飛ぶ鳥を落とす勢いだった頃のPanasonicなら 「A best life,  A best world(最高の暮らし、最高の世界)」

にしたと思うんだけどな。こぢんまりというか、妥協というか。 日本を代表する企業、理想だけでも高くいってもらいたいな~。

 

改正労働契約法施行直前 有期5年ルールは有用か

2013.3 朝日

「改正労働契約法」が4月に施行され、有期雇用が通算5年を超えると、労働者は無期雇用に変われるようになる。これまで「契約社員」として毎年更新されていた人は、その期間が通算5年を超えると無期契約、つまり正社員と同じ扱いに。

同時に賃金や福利厚生の差別も禁止されるので、これまで不安定な雇用を強いられていた人の待遇改善につながると言われてるけど、「無期雇用したくないから、アンタ、今年でおしまいね~」などという企業は現れないのだろうか。これってかえって有期雇用者に不利になるのでは……。実際、コーヒーチェーンを展開する某企業はこれまで無制限に更新してきたアルバイト契約を「最長4年」にするそうだ。「法改正とは関係ない」と広報担当は言ってるけど、、、ねえ。